お酒はほどほどがいい

金もないのに必要以上に呑んでしまいなんだか疲れてしまった。最近酔うと何をしでかすかわからんフシがあるので明日以降はダンディーに呑もうかなんて思う。むしゃくしゃしたり混乱してるときほど酒は飲まないほうがいいのかもしれない、なんてことを部屋の窓枠にもたれかかった姿勢で庭のヒノキを見ながら考えたのである。

音楽どころの

話じゃねえ。



音楽がダメとか言う話じゃなく。




飲み屋がもうだめだ!



婆と爺しかいねえ呑み屋がいいのに。





いや、音楽って結構今いい状況ですよね、寂しくて。
誰も聴いちゃいねえからこそ何でも出来るんだ。

忘れ得ぬ思い出の為に

先日朝方に電車に乗っていると俺の隣にどっかと腰かけたものがいた。そいつは二十歳そこそこの大学生風のやつだった。そこまではまあごく普通の風景だが、そいつはおもむろにバッグからイヤホンを引っ張り出すと大音量でHip Hopを聴き始めると同じくバッグからノートを取り出しパラパラとめくりだした。俺は、な、なんだ、と思い思わずそのノートを見てしまった。するとそこには、

「R・E・S・P・E・C・T」


”この世に生を受けて早二十年”


”たった一人で生きてたつもりだが”


”そうじゃなかった…”

と書き記してあった。その続きは感動の涙で読めなかった。僕は頬を赤らめうつむくと感動で小刻みに震えた。
俺は人間には基本的に何の価値も生きる意味もないと思うのだけれど感動して自らが研ぎ澄まされた記憶や思い出を後世に残すことはとても大切なことだと思う。まだ見ぬ君の為に…。
そこで僕は感動で読めなかった続きの歌詞(リリックっていうのかな?)を感動のお返しとばかりに考えてみた。彼が前半を考え僕が後半を考えるセッション、あるいは競作、これもやはりRESPECTであろう。


”…そうじゃなかった”

”レインボー小唄を歌いながら”

”風呂場を覗きにいこう”

”ペンギンの親子は焼きそばが好き”

”アイドルカフェで食べる干し柿

”その星の名はディーゼルトラックアイランド!”

”あーあと、チョコレートファッジサンデーももらえますか?”

”かしこまりました、ご注文を繰り返させていただきます”

”え?”
”別にいいよ!”


”リスペクト ユアセルフ”
”リスペクト マイセルフ”

”リスペクト ユアセルフ”
(ご一緒に)
”リスペクト ユアセルフ”
(元気良く)
”リスペクト マイセルフ”
(おじいさんも)
”リスペクト ユアセルフ”
(おばあさんも)
”リスペクト マイセルフ”
(密漁業者も)
”リスペクト ユアセルフ”
(マイケルジャクソンも)
”リスペクト マイセルフ”
(死刑囚も)
”リスペクト ユアセルフ”
(そう、東国原知事も)
”リスペクト マイセルフ”
(うん、亀田親子だって)
”リスペクト ユアセルフ”
(シャララララ)
”リスペクト マイセルフ”
(イエイエ、イエイ!)
”リスペクト ユアセルフ”
(チャチャマンボ!)
”リスペクト ホイス・グレイシー!”

アリガトーーー!!!

ミック・ロンソンの

ソロが聴きたいなあと思っていたらなぜか家にあったので聴いてみる。
ギターソロはやはり退屈だがこもったようなあたたかみのあるエレクトリックギターの音はこの人にしか出せないのであろう。声のエフェクト処理もボウイ風だ。しばらく楽しめそうな感じ。
イギリスにブルースがあったとしてそれには殺意の様なものが含まれているのだろうかなどと考える。
lilac angelsなんてえドイツのも聴いてみる。