音楽を聴きながら思うことは

バイトが休みの日は本当にすることがない。6日連続で働いてああやっと休みだ、と思ってもこれという娯楽がない。本格的にゴルフでもはじめたろうかな。占いとか。ま、でもそういう時は大体音楽を聴いてだらだらしているのだが。
思い起こせば、最初に音楽が好きだなあと思って自分でCDを買い出したのが中学生の時、そしてその中学生、高校生ぐらいのときから考えると音楽の聴き方が今と大分変わってきているのに気づくのだった。それは音楽を先入観に縛られないで聴くということが比較的できるようになったということなのですがね。おほほ。
昔は雑誌などに載ってるアーティストのいわゆる名盤ってやつ以外は、金も今に比べたら全然なかったし、全く聴く気がしなかったものなのだが今は最新作ってのでも駄作といわれるものでも、値段が安かったら(この制約も是非なくしたいもんですなあ、はは)、普通に買っちゃうし、まあとにかく送り手側の意思を汲み取る感覚みたいのが、まあ、主観的な意味で、ですがね、昔よりは備わってきているのではないかと思うこのごろなのです。
で、そうした感覚を持ってあまり有名でない、名もないミュージシャンの意味もわからない演奏を歌を聴いてみると、一聴して確かに金がかかってないし多くの人が関わって無い分簡素に聴こえるのだが、その分周りの装飾品的なもんが無くなり(むき出しでもちょっと困る類のものもあるけど…)その意気込みというか魂みたいのが感じとれるし(勝手にそういう気がしてるだけかもしんないけどね)、ということはその時点で音楽を通じてコミュニケーションを図るということは本当に出来るのかもしれないと思わせてくれるのである。
パンクの精神のようにやりたいと思ってとりあえずやってみることってのはやっぱなんらかの可能性を秘めているのではないかと、時々は思う。時々というのはそれはやっぱりお金をかけないと伝わらないことの方が多いし伝わらないとただの自己満足になってしまうし、そうなると唯の気狂いだし、でも音楽に限らず何かを表現として送リ続けるってことはいいことだ、とぼかあ思うなあ。音楽を聴きながらぼかあは。