あ〜あ、と思った。カラオケでだ。女は泣かせるし、空も飛べるし。忍者でござる。そうなんだって、奥さん。最近の若い衆ったら…。
俺の番が回ってきた。いやはや、いやあ、と言いつつも実は俺は歌を歌うことが大好きだ。
だがしかしなんだか中途半端。上手いんだか下手なんだか。いやいや、いやん。壁際に寝返りうって〜。
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腹が減ったなと思う。俺ははっきり言って今蕎麦が死ぬほど食いたい。からめのツユだったら三人前は食えるだろう。おい皆、歌なんか歌ってねえで、今自分が食いたいものの話をしようぜ!その方がよっぽど建設的だぜ。
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あー、朝日が灰色。雲の間からさす太陽が嫌味のよう。青空がなんて青いの。ああー青いなあ、感想はそれだけ…。
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佐井好子をかけた。そこまでが限界。今一瞬嫌なことを思い出した。ぷあー。パウダー。嫌な野郎の顔も。
それでも生暖かい不規則な風はループとなり。